
📣 先週1週間のShopifyに関するニュースをお届けします!
新機能とアップデート
アプリ「Checkout Blocks」が販売チャンネルから除外され、アプリメニューにグループ化
アプリ「Checkout Blocks」はこれまで販売チャンネルの一部として機能するようなインターフェースでしたが、今後はアプリメニューにて操作できるようになりました。
継続的なカート認証をチェックアウトに導入
Shopifyはカートページからチェックアウトまでの継続的な認証の仕組みを提供しました。認証済みのユーザーは資格情報を再度入力することなく、ログイン済みのチェックアウトフローへ進むことが可能になります。
- Continuous cart authentication to checkout - Shopify Changelog
- Continuous cart authentication — Shopify developer changelog
ヘッドレスストアフロントでのリソース管理がより柔軟に
各ヘッドレスストアフロントごとに異なる商品やコレクションを公開できる機能がリリースされました。これにより、マルチストア運営がさらに効率的になります。
ProductFullSyncPayloadオブジェクトのIDフィールドが利用可能に
APIバージョン2025-04より、ProductFullSyncPayloadオブジェクトのIDフィールドが利用可能になりました。
注文作成時に「Line Item Weight」の入力が可能に
OrderCreate MutationにLine Item Weightを更新できるパラーメータとして指定することができるようになりました。
ProductSetVariantInput型に新しいフィールドが追加
ProductSetVariantInput型にinventoryItemフィールドが追加されたことで、productSet Mutagionの機能が強化されています。この変更は、APIバージョン2024-10以降に適用されます。
購入時の同意要件追加
購入体験の信頼性向上を目的として、2025年2月18日以降、すべての公開アプリにおいて購入者の明示的な同意を必要とするアップデートを行いました。
Shopifyストーリー
気候変動に対するShopifyの取り組み
Shopifyは、気候変動対策として、2024年に炭素除去技術に対し3,630万ドルを新たに投資、51社への支援を強化し、配送由来の排出量削減を目的とした「Planet」アプリを通じて、2,360万件のカーボンニュートラル注文を達成しました。さらに、「Carbon Commerce」というプラットフォームを立ち上げ、カーボンクレジットの販売を支援しています。Shopifyは今後も気候変動の状況を好転させるために技術革新とグローバルな協力を推進する方針を打ち立てています。
コミュニティハブとしての店舗活用事例
小売店舗を地域コミュニティの交流拠点として活用する事例が紹介されました。
例えば、ロンドンの「London Terrariums」では、店内でテラリウム作りのワークショップを開催し、収益の約75%を占めており、メイン州の「Grain Surfboards」では、店内でサーフボード製作のワークショップを提供し、地元住民だけでなく海外からの参加者も集めています。また、イギリスの「Bravery」は、小売店、カフェ、コワーキングスペースを組み合わせ、退役軍人向けの交流イベントを定期的に開催しています。
これらの取り組みにより、店舗は単なる販売の場を超え、地域社会の「サードプレイス」として機能し、コミュニティの結束を強めると同時に、新たな収益源を確保しています。
まとめ
Shopifyは引き続き多くの新機能や改善を行い、オンラインビジネスの成長をサポートしています。来週のアップデートにも注目です!