1. Top
  2. ブログ一覧
  3. 【Shopify】2025/01/06 ウィークリーニュース
Eコマース

【Shopify】2025/01/06 ウィークリーニュース

公開日

2025.01.06

更新日

2025.01.06

【Shopify】2025/01/06 ウィークリーニュースのサムネイル

📣 明けましておめでとうございます!昨年末から年始にかけてのShopifyに関するニュースをお届けします!

APIの更新

今回はAPIに関するアップデートが数多くありました。以下に主な変更点をまとめます。本記事に掲載されている内容以外にも多くのアップデートが行われていますので、ぜひDeveloper changelogを合わせて参照ください。

新しいMarkets API

各マーケットに対するカスタマイズと条件設定が可能になり、購入者のUXをより柔軟に調整できるようになりました。

セット商品のグループ表示をサポートするフィールド追加

APIバージョン2025-01において、親となる商品の下に商品をネストするための新しいフィールドが追加されました。
これらのフィールドは、注文確認などのトランザクションメールや、注文詳細ページでのセット商品のグループ表示に利用することができます。

カテゴリや分類メタフィールドによる製品フィルタリング

Storefront APIバージョン2025-01以降、CategoryFilterおよびTaxonomyMetafieldFilterを使用して、コレクション・検索結果の商品をフィルタリングできるようになりました。

自動割引の最低購入要件がオプション化

バージョン2025-01以降、これまで必須だった自動割引の最低購入条件が任意となり minimumRequirement フィールドがnullを返すことが可能になりました。

OrderCreateミューテーションに新しい顧客入力フィールド追加

customer_idフィールドが非推奨となり、新たにcustomerフィールドが導入され、既存の顧客の関連付けや顧客レコードのアップサートが可能になりました。

Shopify App Storeでの新しいGraphQL製品APIの使用必須化

2025年1月6日以降、Shopify App Storeに新規に提出されるアプリはGraphQL Product APIを使用する必要があります。
REST API product resourcesを使用するアプリは、承認されなくなるため注意が必要です。

製品の作成・更新時のハンドル重複検証の追加

Admin GraphQL APIバージョン2025-01では productCreateproductUpdate においてハンドル重複が検証され、一意性が保証されるようになりました。

Storefront Cart APIでの税金と関税の非推奨化

Storefront Cart APIバージョン2025-01にて、税金と関税のフィールドが廃止され、チェックアウト時に計算されるようになります。

単一製品クエリのバリアント取得制限の強化

GraphQL Admin APIバージョン2025-01において、単一のプロダクトに対するクエリで、最大2000件のバリエーションを取得できるようになりました。

新たなCustomer Webhookの追加と既存のCustomer Webhookの変更

新たなWebhookの追加や、既存のWebhookのペイロードに変更が加えられました。

インベントリAPIの変更

Admin APIバージョン2025-01以降 InventorySetOnHandQuantities ミューテーションが削除されるため、別のミューテーションの利用が推奨されます。

規約変更

「パートナープログラム契約」と「APIライセンスおよび利用規約」に変更が加えられました。

まとめ 

Shopifyは引き続き多くの新機能や改善を行い、オンラインビジネスの成長をサポートしています。来週のアップデートにも注目です!