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Shopifyペイメントでテスト注文をする方法

公開日

2024.12.02

Shopifyペイメントでテスト注文をする方法のサムネイル

テスト注文の重要性と概要

Shopifyペイメントでのテスト注文は、ストアが正常に動作しているかを確認するための重要なプロセスです。特に、以下の点を検証する目的があります。

  • 配送オプションが正確に表示され、正しい料金が適用されるか
  • 支払い処理がエラーなく完了するか
  • 注文通知メールが顧客に正確に送信されるか

販売開始前にこれらの点を確認することで、顧客にスムーズな購買体験を提供できます。

なお、Shopifyペイメントを使用していない状態でチェックアウトプロセスをテストする場合は、ShopifyのBogus Gatewayを使用してテスト注文を行うことも可能です。 本記事では、Shopifyペイメントに絞ったテスト注文の方法を紹介します。

※参照:取引のシミュレーションを行ってテスト注文する

Shopifyペイメントでのテスト注文を始める準備

テスト注文を実施する前に、Shopifyペイメントのテストモードを有効化する必要があります。 テストモードとは、Shopifyペイメントの機能です。 Shopifyペイメントを利用している場合、テストモードを有効にすることで、実際の支払いなしに注文を検証できます。手順は以下の通りです。

  • Shopify管理画面にログイン
  • [設定] → [支払い設定] → Shopifyペイメントセクションを開く
  • テストモードをオンにする

本番環境のストアでテストモードを有効にしないでください。テスト環境で行うことを推奨します。 テストモードが有効のままだと、顧客が実際のクレジットカードで支払いを行うことができません。

なお、テストモードは、Shopify POSカードリーダー、Shop Pay、Shop Payの分割払い、またはPayPalウォレットのテスト決済では利用できません。

Shopifyペイメントでのテスト注文を行う具体的な手順

テスト注文は以下の手順に従って実施します。

商品をカートに追加する

Shopifyストアにアクセスし、テスト用の商品をカートに追加します。 この時、商品が正しい在庫数や価格で表示されているかを確認します。

注文情報を入力する

  • テスト用の顧客情報を入力します(例:テスト用の名前と住所)。
  • 実際の住所ではなく、架空の住所を使用しても問題ありません。

テスト用の支払い情報を入力する

Shopifyが提供するテスト用クレジットカード番号を利用します。例えばカードタイプがVISAの場合は、以下の情報を使用します。

  • カード番号:4242 4242 4242 4242
  • 有効期限:未来の日付(例:12/30)
  • セキュリティコード(CVC):任意の3桁(例:123)。アメリカンエキスプレスの場合のみ任意の4桁となります。

Capture

※参照:Shopifyペイメントのテスト

※注意:テストモードが有効でない場合、このカード番号はエラーとなります。

注文を確定する

「注文を完了」をクリックして、注文が正常に処理されるかを確認します。この時、エラーが発生した場合は、設定を見直してください。

注文履歴を確認する

管理画面の[注文]セクションに移動し、テスト注文が正しく記録されているかを確認します。配送、税金、割引の適用が期待通りであることを確認します。

Shopifyペイメントのテストモードを無効化する

Shopifyペイメントのテストが終了したら、テストモードを無効化しましょう。 顧客が実際のクレジットカードを使用して注文を支払うことができるようにするために必要です。

テスト注文後の確認と最適化

テスト注文が完了したら、以下の点を再確認します。

  • メール通知の内容:注文確認メールが正しい情報を含んでいるか。
  • 配送設定:配送料金やオプションが想定通りになっているか。
  • 税金の計算:設定した地域ごとの税率が正しく反映されているか。

これらの結果を基に、設定の微調整を行い、顧客体験を最適化します。

まとめ

Shopifyペイメントでのテスト注文は、ストアの正常な運営を保証するための不可欠なプロセスです。 販売開始前にテスト注文を実施することで、顧客がスムーズに購入できる環境を提供できます。

Shopifyに関するご相談は、こちらまでご相談ください。

参考文献