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Eコマース

【Shopify】これからストアを開設するなら必見!事前にやっておくべき基本設定をチェックしよう

公開日

2024.12.02

【Shopify】これからストアを開設するなら必見!事前にやっておくべき基本設定をチェックしようのサムネイル

これからShopifyでストアを開設しようと考えている皆さん、設定の多さに不安を感じたことはありませんか?「どの設定が重要なのか」「設定漏れがないか」など、初めてのストア開設ではさまざまな疑問や不安がつきものです。適切に設定を行うことで、運営の効率化だけでなく、顧客満足度の向上やトラブルの回避にもつながります。本記事では、Shopifyを最大限に活用するためのストア設定のポイントを解説します。この記事を参考に、スムーズに設定を行い、いち早く運営に専念できるようにしましょう。

Shopifyでストア開設前に準備するべきこと

Shopifyでストアを開設する前の事前準備は非常に重要です。準備を整えることで、開設後のトラブルを未然に防ぎ、スムーズに運営を始めることができます。

ストアの開設は思ったよりも時間がかかり、想定外のことが起きえます。例えば、設定が複雑で思うように進まなかったり、予期せぬ技術的なトラブルが発生したりすることもあります。そのため、十分な準備と計画を立てて進めることが非常に重要です。スケジュールに余裕を持たせておくことで、突発的な問題にも柔軟に対応できるようにしておきましょう。

ストアのビジョンとターゲット顧客の明確化

ストアの開設前に、どのような商品を販売し、どのような顧客層をターゲットにするかを明確にしておくことが大切です。ビジョンやターゲットを明確にすることで、設定項目や機能選びがスムーズになります。

必要なドメインやブランド要素の準備

独自ドメインやストアのロゴ、商品画像なども事前に準備しておきましょう。これらの要素が整っていることで、開設作業も効率的に進められるはずです。

Shopifyの基本設定:必ず確認するべきポイント

Shopifyストアを開設する際には、基本的な設定を正しく行う必要があります。ここでは、特に重要な基本設定について説明します。

一般設定

ストア設定の基本中の基本は、一般設定です。メニュー「設定 > 一般」から、以下を確認・設定します。

ストア名と連絡先情報:ストアのブランドイメージに合った名前を設定し、正確な連絡先情報を入力します。正しく情報を設定しておくことで、顧客との信頼構築に繋がります。

住所とタイムゾーン:住所やタイムゾーンを正しく設定しておきましょう。注文処理や請求書の作成などにも影響する項目となります。特に海外販売を行う場合は、各地域に合わせた設定が重要です。

通貨設定:ビジネスで使用する通貨を選択します。日本国内向けなら「日本円」を選びますが、一度設定すると変更が難しいため慎重に決定しましょう。

決済設定

顧客がスムーズに購入できるよう、決済方法の設定を行います。メニュー「設定 > 決済」から設定可能です。ターゲットとなる顧客に合わせることはもちろん、決済手段によって利用規約・ポリシーも異なるため、事前に確認し、検討期間を設けて確認してください。

Shopify Payments:手数料を削減し、複数の支払いオプションを提供できる、Shopify推奨の決済手段です。

外部決済プロバイダの導入:Shopify Paymentsが合わない場合、別の外部決済プロバイダを導入することも可能です。ただし、事前に審査が必要な場合があり導入に時間を要することと、手数料が発生するケースもあるので、注意が必要です。

支払い方法の承認フロー:自動承認または手動承認を選択できます。自動承認を設定することで効率化が期待できますが、ビジネス形態に合わせた検討を行ってください。

チェックアウトの設定

顧客が購入手続きをスムーズに行えるよう、メニュー「設定 > チェックアウト」から以下を設定します。

アカウントの作成オプション:アカウント作成を必須、任意、または無効に設定できます。一般的には任意設定が推奨されます。

注文完了ページのカスタマイズ:注文完了後にプロモーションコードやリターン情報を表示させることで、リピート率の向上を狙えます。

連絡先情報の収集:顧客からメールアドレスや電話番号を収集することで、配送通知やマーケティングに活用できます。

配送と配達の設定

配送方法と送料設定は、顧客満足度に直結する重要な要素です。メニュー「設定 > 配送と配達」から設定します。

配送プロファイルの作成:地域や商品カテゴリごとに異なる配送オプションを提供できます。

送料の設定:条件付き送料無料や地域別送料を設定することが可能です。送料は顧客の購買行動に大きな影響を与えるため、配送コストとのバランスを取りながら、最適な送料設定を検討してください。

税金の設定

税金を正確に設定することは、顧客との信頼構築だけでなく、法的な観点からも欠かせません。メニュー「設定 > 関税と税金」から行います。

地域別税率の設定:販売対象地域の税率を正確に反映させます。特に日本では消費税(現在10%)が適用されるため、設定を忘れないようにしましょう。

税込み価格の表示:商品価格に税金を含めるか、別途表示するかを選択します。顧客にとってのわかりやすさもそうですが、経理処理の観点からも判断して設定してください。

マーケティングとSEOの設定

顧客の認知を獲得するためにはSEO関連の設定も重要です。正しく設定を行うことで、検索エンジンからの流入増に繋がります。メニュー「オンラインストア > 各種設定」から設定可能です。

メタタグの最適化:ページタイトルや説明文にキーワードを盛り込み、検索エンジンのランクを向上させます。

SNSでシェアする画像:SNSでシェアされる際の画像は、顧客獲得に重要な要素です。必ず設定して、ブランドイメージを統一しましょう。

また、商品管理で商品ページごとのタイトルや説明文にキーワードを含めることも可能です。画像に対しても「代替テキスト」を設定することで、SEO効果を高めることができますので、できるだけ設定することをおすすめします。

通知設定

顧客への通知も、信頼性を高める重要な要素の1つです。メニュー「設定 > 通知」から設定できます。

自動メール通知:注文確認、配送完了などの通知メールテンプレートを編集します。商材やストアブランドに合った内容にカスタマイズしてください。また、特に顧客へ伝えたい情報がある場合、忘れずに追記しておくと良いでしょう。

ストアポリシーの設定

明確で信頼性のあるポリシー設定は、顧客満足度向上だけでなく、運営者自身を守る重要なものです。メニュー「設定 > ポリシー」から必ず設定してください。

返品と返金ポリシー:条件や手順を詳細に記載し、顧客が安心して購入できるようにします。

プライバシーポリシー:顧客データの取り扱い方針を明示します。日本の個人情報保護法に準拠した内容が必須です。

利用規約:顧客との取引における条件を明記します。返品や支払い条件などを含めることで、顧客との誤解を防ぎ、トラブルを回避します。

特定商取引法に基づく表記:日本の法令に基づき、販売事業者の情報、販売条件、返品条件などを明記します。これにより顧客との信頼を築き、トラブルを防止することができます。

まとめ

Shopifyでストアを開設する際にやっておくべき基本設定について解説しました。初期設定を適切に行うことで、開設後のトラブルを防ぎ、スムーズにストア運営に集中できます。この記事が皆さんのShopifyストア開設に役立つ情報になれば幸いです。

参考文献